<設立趣旨>

福島第一原発の事故により、関東地方においても放射性物質が大量に飛散し、今や関東地方の住民は、放射性物質との共存を長年にわたり余儀なくされたといえる環境にあります。

 

当地町田市は、その関東地方の中においては、汚染度合いが比較的低い地域にあたるものですが、我々が独自に調査・検証したところによれば、土壌に関しては、平均1キログラム当たり約300ベクレル程度を目安とするセシウムが滞留していると思料されます。

 

これは、原子力安全委員会の基準に基づけば、1平方メートル当たり約20,000ベクレル程度のセシウムの汚染度合いを意味するものとなります。

 

この数値は国際的に見ても決して低い数値ということはできず、また町田市内各所においても局所的に空中放射線量の高い、いわゆるマイクロホットスポットが発見されており、我々の今後の健康に関して、無条件で安心を確信できる土地とは言えなくなってきています。

 

当会は、こういった現状を踏まえ、腰が重く、楽観論のみに依拠する行政当局とは、一線を画し、町田市の放射線環境(外部被曝、内部被曝双方を含む。以下同じ)について、我々が独自に計測したファクト(事実)に基づく、データーを広く開示し、正しい事実の認識を広めることを目的とするとともに、放射線環境については、リスク管理の原則である楽観論を排した政策行政がここ町田市で行われるよう各種の政策提言を行う市民集団として発足したものであります。

 

ちなみに当会の活動は、感情的な反原発思想や、あるいは強権による合理性を排した既得権益堅持の思想といったもののどちらにも組するものでは決してないことを前提に行なう活動であります。 

平成23年12月5日
代表 南淵明宏