<国際的問題にまでなってきた福島第一原発、4号炉燃料プールの状況>

福島第一原発4号炉の使用済み燃料プールの状況に関しては、昨年来より、識者の間からは、崩壊した場合の使用済み燃料冷却不能より生じる水素火災の発生とそれに伴う放射性物質の拡散、さらに周辺地域の放棄に伴う、他の使用済み燃料等の同様の状況の出現(昨今これを「悪魔の連鎖」と呼びはじめているようです)により、その甚大且つ深刻な放射性物質による汚染が、単に日本に止まらず、北半球全体に及ぶおそれがあることが指摘されてきておりました。


しかしながら、政府、東電の動きは極めて緩慢であり、当該燃料棒の移設も来年12月より始めるという工程が発表されていた次第です。
 
この件に関して、先週来、国際的に動きがあり、米国の有力な上院議員(エネルギー委員会の所属)が福島第一原発を視察し、当該状況を極めて憂慮し、米国政府筋も含めた働きかけをはじめだしました。

しかしながら、このような重要な動きをわが国のマスコミは一昨日までまったく報道をしておりませんし、昨日に至っても後記の「週刊東洋経済」のオンライン版が唯一報道をしているのみです。

この件は、言うなれば、昨年12月の政府による福島第一原発の収束宣言が国際的にも否定されたに等しいものであり、そのことは現在議論されている大飯原発の再稼動問題にも大きく影響を与える重大な事実と思料します。
 
また福島第一原発に仮に前記のような事態が生じれば、もはや町田市自体においても人間の居住は不可能になることも、らかと思料いたします。
 
当会としては、こういった背景に基づき、是非この事実については、早急に町田市民の皆様にも知っていただく必要があると思料し、唯一の報道記事である前記「週刊東洋経済」のオンライン版のアドレスを下記に掲載させていただく次第です。

当該記事には前記上院議員のホームページアドレスも掲載されており、直接情報を確認いただけるという点でも活用できると考えるものであり、あえて本トピックス欄で取り上げさせていただきました。

 

 

福島第一原発4号機・使用済み核燃料プールの危機的状況を米上院議員が指摘、「国際的支援を仰げ」と駐米大使に書簡を送付

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/1b1252d7d5d216eb67824dcd2cdc2f80/

(平成24年4月18日事務局記)