<ニューヨークタイムズが伝える17万人集会と谷岡郁子参議院議員の緑の風>

 

昨日7月16日は、福島第1原発事故以来最大の反原発集会が代々木公園でも催され、実に17万人の参加者があったとのことです。
 
この内容をニューヨークタイムズが世界に配信しています。
 
記事の内容自体、「福島を見てだまっていられるなんて、人間ではない。」というミュージシャンの坂本龍一氏のコメントをからめ、その熱気を伝えるものとなっていますが、興味深い点は、今回のニュースにおいて、デモが従来の日本でのデモのイメージを覆すソフト路線を主催者が中心となり、意図的に作り上げている状況を、報道している点、しかしながらこれだけ大規模な反原発の集会やデモがあっても、未だ国論は二分されており、エネルギー供給重視の観点から、地滑り的な反原発への転換はおきておらず、また民主党自民党という2大政党が原発維持政策を堅持している中で、反原発が欧州各国の緑の党のように日本国内での政治的争点になり得るかどうかは、不明確であるという点を報道している点といえましょう。
 
折しも、本日は民主党国会議員のうち、当会がもっとも評価する谷岡郁子参議院議員が民主党を離党し、他の女性議員3名と「緑の風」という会派を組織することを宣言しています。
 
この会派の名前は、戦後の参議院において一時有力会派であった党議拘束をかけない「緑風会」という参議院の良心といわれた会派と欧州の「緑の党」の双方をイメージしたものでしょう。
 
ともすれば、緑の党に対するイメージは、「ひ弱」、「非現実的」というネガティブなイメージを持つものですが、「原発被災者支援法」を1年生議員でありながら、まとめあげた谷岡議員の手腕は尋常なものではなく、こういった真に実力のある議員が緑の党的な動きをしていただけるのであれば、国民も必ずやその流れについていくことは必定と当会は考えます。
 
ニューヨークタイムズの記事が見ている不明確性とは、日本においていかに国会議員らしい国会議員がいないかということの証明なのであり、それを打破する大いなる期待を我々は「緑の風」に求めたいと思います。
 
(平成24年7月17日事務局記)