<町田市の土壌に関する放射性物質の含有濃度の色分けによるスクエアーマップを作成しました>

当会は、すでに当会が独自に調査してきた町田市内の土壌に関する放射性物質(セシウム134とセシウム137の総計を意味する。以下同じ)の含有濃度調査をベース(24か所)にして、今般、町田市内の原発問題に関心を置く、市民団体及び個人と共同して、さらなる市内の主要公園等の土壌の放射性物質の含有調査(連合調査)を敢行いたしました。

町田市土壌計測結果_2012.pdf
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この連合調査に関しましては、当会が事務局をつとめましたが、集計されたデーターに基づき、町田市内を3キロメートルごとのスクエアーに原則的に分け、当該スクエアー内の調査地点の放射性物質の濃度を平均化させ、当該数値に基づき色分けを行いました。

 

またあわせて、土壌の多くの調査地点が町田市内の主要な公園とも一致しておりますので、各公園ごとの土壌の放射性物質のおおまかな指標として、同様な色分けを行い、公園を利用する際の特にお子様たちを遊ばせる際の参考としていただきたく、本トピックス欄にて公開を行うものであります。


なお、今回の調査地点全箇所を通して、統計的な分析を試みてみるならば、調査地点29か所の最高値は1キログラム当たりの放射性物質の含有量838ベクレル(薬師台はにわ公園)であり、最低値は、1キログラム当たり57ベクレル(三輪中央公園・幼児遊具広場)でした。

 

また、平均セシウム含有量は土壌1キログラム当たり208ベクレルであり、そのメジアンは、1キログラム当たり174ベクレルであり、そのモードに関しては、1キログラム当たり101ベクレル以上200ベクレル以下となるものです。

 

これらの点から見て、町田市全体を通じて土壌の放射性物質の1キロクラムあたり含有量は、約100ベクレルから約200ベクレルに総じてあるものといえますが、これを超える箇所も30%近くある状況にあることが、判明したものと言えます また、スクエアー調査の結果から見た場合、北部地域の含有濃度が相対的に高い傾向にあるようです。

 

また東部地域の含有濃度について、低めの傾向があるように見受けられますが、調査地点29か所のうち、実に約80%に当たる23か所で、放射性廃棄物であるかどうかのメルクマールである1キログラム当たり100ベクレルを超えるセシウムの土壌濃度が出ているものです。

 

ちなみにこの1キログラム当たり100ベクレルという数値は、現在の食品の可食可能かどうかのメルクマールにもなっている数値であります。この数値を多くの公園の土壌が超えているということは、幼い子供たちが公園の土を口に含むことも、極力回避させるべき状態に現状の町田市の多くの公園は、置かれていることを示すものといえましょう。

 

また、土埃の舞い上がりによる呼気被曝に関しても、子供たちの健康のためには、各公園で遊ぶ際は、十分なケアーが必要とされることが明らかになった調査結果であると当会としては考えるものです。

 

(平成24年12月17日事務局記)