<町田市北部地域の土壌の放射性物質測の濃度測定>

当会では10月19日付の記事(町田市北部の空中放射線量測定)で町田市北部地域の空中放射線量の測定結果を公表しておりますが、当該測定場所の土壌に関する放射性物質の含有量についても測定結果が出ましたので、以下公表させていただきます。なお、全ての地域で放射性ヨウ素は検出されませんでした。

2012年10月19日

町田市北部の土壌 1Kgあたりの放射性物質  (単位はベクレル)

地点名 場所 ヨウ素

セシウム

134

セシウム

137

合計 1平米換算
A地点 大地沢青少年センター駐車場付近 不検出 75 140 215 13975
B地点 大地沢境川源流域川底土壌 不検出
4 15 19 1235
C地点 大戸橋付近 不検出
47 92 139 12935
D地点 鑓水一号緑地 不検出
139 260 399 25935
E地点 相原中央公園 不検出
61 113 174 11310
F地点 東京家政学院大学前交差点バス停付近 不検出
101 192 293 19045
G地点 三ツ目山公園 不検出
132 249 381 24765
H地点 小野路堂谷公園入り口付近 不検出
68 131 199 12935

<コメント>

10月19日付のニュース記事と対照頂くとお分かりいたただけるものと思料するものですが、空中放射線量と土壌の放射性物質の含有量との間には全く相関関係が無いことが明らかになっていると思われます。

 

当会が昨年12月に提出し、町田市議会本会議で満場一致で採択された請願において、町田市内の公立学校の土壌の放射性物質の含有量を計測する旨の願意が採択されているにもかかわらず、町田市当局は、その後も空中放射線量の測定で安全性が確認されたと主張し、土壌の放射性物質の計測は一切行おうとしません。

 

しかし今回の計測においても、境川源流域河床部分を除き、全ての計測値点において1kgあたりの放射性セシウム含有量は100ベクレルを超えており、従前の放射性廃棄物か否かのメルクマールである当該数値を超えている事実は、町田市の土壌の安全性が確認されているなどという町田市の主張に何らの根拠もないことが見事に立証されているといえます。

 

また、境川流域地域の川底の土壌については、周辺からの土壌の流れ込みにより、もっとセシウムの濃度が高くなると推定しておりましたが、予想以上に低く、水によるセシウムの洗い流しが相当大きいことが分かったものと考えております。

 

このことは逆に下流に向かって相当量のセシウムが流れたことを意味しており、境川下流域の河床の汚染が心配されます。なお、セシウム134が存在していることから、この源流域河床のセシウムも明らかに福島第一原発事故に由来するものであることが証明されているといえます。

 

(平成24年10月27日事務局記)