<町田市教育委員会実施の南つくし野小学校計測立会い(2011/12/21)>

町田市教育委員会にて市立小学校/中学校の空間放射線量の計測が順次実施されていますが、2011年12月21日午前中に行われた南つくし野小学校の計測の実施に立会いをしてきました。

 

教育委員会が計測に利用した機器はクリアパルス株式会社製のMr Gammaであり、計測方法は、各地点地表5cm程度の位置で 60秒間のサンプリングを3回実施するというものでした。同じ場所で当会で利用している計測機器を用いて60秒間(市の計測方法に合わせて)の最大値/最小値を計測しました。

 

計測した地点は計16箇所となり、町田市が基準としている0.23μシーベルト/hour以上の値が出た箇所は5箇所であり、そのうち2箇所は、学校から歩道の脇に流れ出たと考えられる土などを集めておいた土嚢袋10袋(測定地点 A) 及び 屋上に堆積していた土などを集めておいた土嚢袋10袋(測定地点 B)であり、特に集積していることもあり高放射線量を放っていました。(これらの土嚢袋は児童が近づけない場所で管理はされていたようです。) それ以外では他の小学校計測でも多く高放射線量が検出されている体育館の雨樋下の排水溝(測定地点 8-10)でしたが、通常はこの排水溝は蓋が閉まっていること 及び 児童の行き来が少ない箇所ではあるとのことでした。

 

最終的に計26の土嚢袋(体育館の雨樋下排水溝の分 6袋含む)に詰められて、当日中に学校の斜面(校舎から4m以上離れている地点)に1mの深さの穴をほり埋めるという方法で除染が実施されました。(通常は50cmですが、1.0μシーベルト以上の値が出た箇所があったため、安全をみて学校側より 1m下に埋める様に依頼したとのご連絡を頂きました。)

 

立会いに参加した保護者は計7名(当会からは2名)であり、当会以外でも自身で購入された計測機を持ってきて熱心に計測を見守っていられた方もいらっしゃいました。皆さんやはり原発事故以降は子供の体への影響をとても心配されている様で、給食の食材についても関心を大きくお持ちのようでした。

南つくし野小学校測定結果
   測定地点

Mr Gamma 計測値

(μシーベルト)

  当会計測機器計測値

(μシーベルト)

最小値 最大値
1 校庭中央 1回目 0.043 0.04 0.06
2回目 0.046
3回目 0.033
2  

 

校庭の砂場(ピンク門近辺)

 
1回目 0.058 0.07 0.12
2回目 0.047
2回目 0.046

排水溝(給食室裏) 
1回目 0.074 0.09 0.18
2回目 0.073
3回目 0.067
4
黄色門下土壌 
1回目 0.063 0.04 0.11
2回目 0.062
3回目 0.063
5 砂場(中庭) 1回目 0.061 0.04 0.11
2回目 0.058
3回目 0.064
6 雑草園(2年生/5組用昇降口近辺) 1回目 0.061 0.04 0.17
2回目 0.075
3回目 0.065
7 ブランコ下(中庭) 1回目 0.110 0.10 0.13
2回目 0.105
3回目 0.104
8 体育館雨樋下排水溝① 1回目 0.403 0.46 0.52
2回目 0.472
3回目 0.483
9 体育館雨樋下排水溝② 1回目 0.541 0.46 0.48
2回目 0.524
3回目 0.561
10 体育館雨樋下排水溝③ 1回目 0.412 0.38 0.42
2回目 0.427
3回目 0.447
11 かいこの桑畑(体育館裏近辺) 1回目 0.058 0.04 0.07
2回目 0.068
3回目 0.071
12 排水溝(図工室近辺) 1回目 0.191 0.17 0.19
2回目 0.181
3回目 0.189
13 体育倉庫(校庭)の雨樋 1回目 0.131 0.13 0.18
2回目 0.132
3回目 0.131
14 屋上排水溝 1回目 0.066 0.12 0.14
2回目 0.071
3回目 0.074
A

学校より歩道側に流れ落ちたと考えられる

土などを集めた土嚢袋(10袋)

1回目 0.263 0.23 0.29
2回目 0.312
3回目 0.325
B

屋上に堆積していた土などを集めた

土嚢袋(10袋)

1回目 1.028 0.99 1.02
2回目 1.266
3回目 1.244