<吉田つとむ市議会議員からの指摘によって明らかになったもう一つの被災地瓦礫の受け入れ問題>

現状、町田市における被災地瓦礫の受け入れ焼却問題に関するスポットライトは下小山田町のリサイクル文化センターの焼却場での受け入れ可否にのみ集まっているといってよい状態でした。

 

しかし先日吉田つとむ市議会議員との間で持たれた当会との情報交換会において明らかになってきた点として、多摩市唐木田の多摩清掃工場においても同様の被災地瓦礫焼却の対応を今後行う予定があることが指摘されるに至り、そのロケーショからみて、瓦礫焼却が行われた場合当該清掃工場は町田市境に接する位置にあるため、その南側に位置する上小山田町、下小山田町をはじめとする町田市域に広範に影響を与える可能性が出ていることがわかってきました。

 

吉田つとむ市議会議員の説明によれば、多摩清掃工場は、多摩市のごみを処理するだけでなく町田市及び八王子市の一部のゴミを共同して処理する目的で作られているもので、その運営に関しては、環境組合が3市で設立され、各市より市議会議員3名が、当該環境組合の会議と称される実質的な運営委員会の委員となり、運営の大まかな意思決定に携わっているものであるとのことでした。

 

当会としても町田市のゴミが、一部とはいっても市外の焼却場で処理されているということは初めて認識させられる事実であるとともに、その地図上の位置から見て、この焼却場での被災地瓦礫焼却は、町田市内での焼却と実質的に何ら変わることのないものであることを確認させられるに至ったものであり、この被災地瓦礫の町田市における焼却問題は、リサイクル文化センターでの問題だけではなく、もう一つ多摩清掃工場の問題も含めて、今後議論されていく必要性を理解した次第であります。

 

幸いなことに今年この運営委員ともいえる地位に、4月の改選により吉田つとむ市議会議員自身が町田市からの議員として就任しているものであり、当会としては吉田つとむ市議会議員の多摩清掃工場における被災地瓦礫の受け入れに関する安全性の確認の議論の発議に対して、全面的に支援をしていく意向を同情報交換会では明らかにさせていただきました。

 

これを受け、当会としては、早速がれき受け入れ前のレファレンスに資するため5月11日(金)に多摩清掃工場の東西南北の敷地境界線付近4か所で空中放射線量の測定を行いました。

結果は以下の通りの内容です。

 

多摩清掃工場近辺   (単位はμsv/h)
場所
測定日
曜日  時刻  天候  高さ5cm  高さ1m
最小値 最大値 最小値 最大値
清掃工場(北側) 2012/05/11 16:30 晴れ 0.07 0.11 0.10 0.13
清掃工場(西側) 2012/05/11 16:40 晴れ 0.08 0.12 0.03 0.08
清掃工場(南側) 2012/05/11 16:50 晴れ 0.06 0.11 0.06 0.14
清掃工場(東側) 2012/05/11 17:30 晴れ 0.07 0.14 0.06 0.09

 

 

なお、今回の多摩清掃工場の問題に関しては、5月10日付の吉田つとむ市議会議員のブログにおいても言及がなされているものですので、さらに詳細な情報は上記ブログをご覧頂きたく存じます。

 

(平成24年5月12日 事務局記)